作品リスト


あけみちゃん
(1957)
■ 少女増刊号
(全64ページ)
■  小学生の小川あけみは、ある日、学校で急に背中が痛くなって倒れた。父と一緒に病院へ行く途中、あけみは学校帰りに見た洋服を買ってもらうために洋服屋へ寄った。悲しいことに、目当ての服は売れた後だった。ところが店員は妙なことを言う。それをあけみがさっき買っていったのだという。身に覚えのないあけみだったが、不思議な気持ちで父と病院へ行った。あけみを診察)した医者は、あけみの生い立ちを訊いた。実は、あけみは双子だったのだが、戦後、満州で姉妹は別れ別れになってしまったのだった。
 そんな話を父と医者がしている間に、あけみは見知らぬ男たちにさらわれてしまう。連れて行かれた先で、あけみは「たまみ」と呼びかけられ、夢の中に出てきた親分という男に鞭で叩かれた……
あけみちゃん